少しずつ進めているC++版Cities Boxの開発ですが、個人開発とはいえ今後の方向性を予め決めておかないと開発がグダグダになってしまいそうな気がしたので、現時点で考えている今後の開発予定をここにまとめておこうとおもいます。

なお、太字はほぼ必ず実装したい機能で、太字でないものは実装するかもしれないししないかもしれない機能です。
また、これは今後の開発における実装を約束するものではありません。タイミングはずれることもありますし、実装されないこともあります。
ほぼ空想というか妄想ですので、あまり真に受けないでくださいね。

Cities Boxが今後目指すもの

Cities Boxの目標は、現代社会に沿った都市開発ゲームの実現です。これはHSP3版の開発を始めた2017年から変わっていません。
今どきドット絵の2Dゲームのくせに何を言ってるんだという話ですが、ドット絵2Dゲームだからこそ開発が簡単ですので、現代や近未来的な要素(主に新技術)をゲーム内の都市にも取り入れることで独自性を出していきたいと思っています。例えば移動通信やフリーWi-Fi、仮想通貨や自動運転など。 現時点ではただのバーチャル箱庭ですが、今後は現代ならではの問題を解決するようなゲームにしていく予定です。今はまさにその土台を作っている段階です。

2Dゲームだからこそとか言いましたが、ver.4.0までには3Dゲーム化したいと思っています。使用しているライブラリであるOpenSiv3Dが3Dに対応したというのが主な動機です。何年後になるかわかりませんけどね。

以下に、どのタイミングで何を実装する予定かを書いておきます。

ver.2.x

ver.2.0.x(正式版 / 2021年)

  • HSP3版からC++版へ完全に移行する
  • 再設計構想の完遂
  • レイヤ構造の実装
  • データマップやアドオンデータファイルのJSON化
  • 従来のHSP3版で保存したマップデータとの互換性を保持させる
  • OpenSiv3D v0.6への対応

ver.2.1.x(2022年)

  • 経路探索の実装
  • 車、歩行者、電車や船など移動物体の実装
  • 空港の再実装

ver.2.2.x(2022年)

  • タイルの細分化(現在の1マスを4マスまたは8マスに分割し、更に細かい単位での建築を可能にする)

ver.2.3.x(2022年)

  • 電力、水道、下水道、テレビ・ラジオ放送、移動通信などインフラ系の実装
  • アドオンメーカーの再実装
  • 市民1人1人をデータ化(氏名、年齢や勤務地などを個別に記録)

ver.2.4.x(2023年頃)

  • 近隣都市との接続や貿易
  • スタジアムや遊園地など観光施設の実装
  • 観光客の実装
  • 国際大会の誘致の実装
  • インフラや公共交通における民間企業の誘致の実装
  • 物流システムの実装

ver.2.5.x(2023年頃)

  • 市としての政策機能の実装
  • 選挙や市議会の実装

ver.2.6.x(2023年頃)

  • 自動運転車の実装
  • 自動運転に関わる設備の実装
  • 全自動物流システムの実装

ver.3.x(2024年以降)

ver.3.0.x

  • マップの3次元化
    • 坂やスロープの実装
    • 山の実装

ver.3.1.x

  • 地下の実装
  • 地下道路や地下線路の実装

  • 地下施設の実装
  • 地下鉄の実装

ver.3.2.x

  • 高架道路や高架線路の実装
  • 箱積み建築物※の実装

※箱積み建築物:ブロックを積み重ねることで自由な形の建築物を実現するもの。

ver.4.x

  • 完全3D化?

おわりに

これはあくまでも妄想ですので、あまり期待しないでください。
こちらも開発に費やせる時間が限られていますので、ここまで到達するのに何年かかるか分かりません。
それでもいつかは実現したいと思っています。