最近、写真データが HDD を圧迫してしまい空き容量不足気味なので、思い切って 6TB の外付け HDD を購入。外付け HDD といっても、内蔵 HDD と外付けケースを別々に購入し自分で組み立てました。既製品よりも若干安く済むし、中身の HDD を自分で選べるという良さがあります。また、側だけ一度買っておけば後で HDD を交換することも可能です。
購入品
中身:Western Digital WD60EZAZ
今回は WD Blue の3.5インチ、6TB を選びました。
5400 RPM で SMR ですが、バックアップ用途で頻繁に読み書きするわけでもないので問題なし。
購入時、新品の 6TB HDD の中で一番安い製品でした。
ケース:玄人志向 GW3.5AM-SU3G2P
2000円程度と安く、USB Type-A と Type-C のケーブルが付属ということで選択。
これなら Windows デスクトップでも MacBook でも接続できます。
USB3.2 Gen2 に対応しており、当然 HDD は3.5インチ。
Amazon で注文したら伝票直貼りで来ました。よって伝票の部分は黒塗り。
合計
HDD が10650円、ケースが2164円で合計12814円(実際はポイントとクーポンで11014円)。
値段的には昨今の一番安い6TBの外付け HDD と大差ないですが、一番安い価格帯は中身も基本的にそれなりの HDD なので、中身とケースを自分で選べる点ではやはりケースと中身を別々に購入したほうがお得感あります。
WD Blue は WD の中で一番安いモデルですが、今使ってる PC の内蔵 HDD も WD Blue で、6年半全く問題なく利用し続けられているので個人的に信頼してます。結局は個体次第、使い方次第だけども。
組み立て
HDD ケースのほうを開封してみると、
HDD ケースの他に、USB Type-B to Type-A ケーブルとType-B to Type-C ケーブル、電源ケーブル、スタンド、ネジ (銀×3、黒×3)、+ドライバが同梱。
Type-A と C が最初から付いてるのは嬉しいですが、まさかドライバまで同梱とは。おかげで工具箱を取りに行く手間が省けました。
ケースの中身。
簡素な作り。まあ値段相応かな。
ケースの側面はこんな感じ。
左から電源ランプ、USB Type-B ポート、電源ケーブル差込口。
電源は PC と連動するので電源ボタンは付いていません。
続いて HDD を取り出し、
これをケースに差し込み。
ネジを締める。ネジは3つ付属していますが、使うのは2つのみ。
蓋を締めて、裏もネジ止めしたら完成。スタンドで縦向きに設置可能です。
初起動
Windows PC に繋いでみるも、最初は全く反応せず。やはりフォーマットが必要か、ということで「ディスク管理」からフォーマット。今回は Windows と Mac と Ubuntu で利用したいので、exFAT を選択。
しかし、Windows で exFAT でフォーマットすると、Mac でマウントできない問題があるようで、
(参考:https://www.seagate.com/jp/ja/support/kb/how-to-format-your-drive-exfat-on-macos-big-sur-and-later/)
案の定、Mac でマウントできなかったので、その後 Mac でフォーマットし直しました。
Mac からフォーマットした場合は Windows でも Mac でも認識し、読み書きが可能でした。ちなみに Ubuntu 20.04 でも問題なく認識し、読み書きできました。
ベンチマーク
シーケンシャルアクセスは低いが、ランダムアクセスは悪くない。
PC 側が USB 3.0 までにしか対応していない(USB3.2 Gen2 に非対応)ので、その影響もあるかも。
いずれにせよ、バックアップ用途なら十分な性能です。
感想
使ってみた感想としては、アクセス中でも動作音が殆ど感じられずとても静か。書き込み中にたまにブボボッと音がするくらいだろうか。ケースもほぼ HDD のサイズと同じくらいの大きさでコンパクト。しばらくアクセスしていないと自動で HDD をオフにしてくれるのも良き。
ただ、アクセスランプが後ろについてる(ゆえに前からアクセス中かどうかがわからない)のが少し残念。まあでも、欠点といえばそれくらいだろうか。見た限りでは他の安めの HDD ケースもアクセスランプが後ろについてるし、その中でこの値段なら大満足です。