長年愛用しているキーボード「Logicool K270」ですが、最近、Enter キーを押下した時に、押下されたまま浮き出た状態に戻らなくなってしまうことが多々起こるようになりました。

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恐らく一人でイキって「カタカタカタ…ターン!」なんてことを繰り返していたからこうなったのでしょう。

今回はそんな Enter キーの修理記録です。

概要

  • Logicool K270
  • 使用年数:5年くらい
  • 症状:Enter キーが陥没

注意事項

おそらく分解するとサポートの対象外になります。実行に移す際はご承知の上でお願いいたします。

また、本記事はキーボードの隙間に溜まったゴミが写っている写真があります。なるべく写らないように加工しましたが、構図の都合上、完全には除去できていないためご注意ください。

やったこと

まずはキーボードのスイッチを切り、電池を外します。

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次にネジを外します。全部で15個あります。

個体によっては一部のネジがシールで隠されているものもあるようですが、自分のは隠しシールはありませんでした。

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ただ、ネジを外しても簡単には開けさせてくれません。

カバーと本体との間に複数のツメがあります。だいたい下の画像の赤枠で囲ったあたりです。

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特に左右のツメは硬く、かなりの力を入れないと外れません。カバーが割れないように気をつけながら、力ずくで開けます。

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開きました。左側のツメが折れてしまいましたが、ネジで止まれば使用上は問題ありません。

それで、Enter キーがどうなっているかというと…

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この写真では分かりづらいのですが、下の金具の部分(Enter キーをカチカチと押し上げるのに必要)が外れてしまっているように見えます。

というわけで、まずは Enter キーを外します。上から手でほじくれば簡単に外れます。

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比較のため、Enter キーと同様に金具を使用しているスペースキーを外し、Enter キーと比較してみました。

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お分かりいただけたでしょうか?Enter キーでは、この金具を固定するためのツメが欠けてしまっています。

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うーん、これは厄介です。なにか別の方法で金具を固定しなくては。

いろいろ試行錯誤してみた末、机の上に転がっていた「コードを束ねる用の針金」を使うことにしました。

針金をハサミで短く切り、折り曲げて金具にくくりつけます。

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そして、針金を接着剤で固定します。

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接着剤が乾いたら組み立て、これにて修理完了です。

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おわりに

以降、Enter キーが陥没することなく快適に使えるようになりました。

少々手間がかかりましたが、修理費もタダで済みましたし買い替える必要もなくなりました。

参考文献

9年間使い続けているキーボード「Logicool K270」を分解清掃してみました! - 趣味的雑談生活